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Memsourceは初めてですか?

多くの場合、自社のニーズと予算に合った翻訳ツールを見つけるのは一筋縄では行きません。これら10の重要な質問は、十分な情報に基づいた決定を下すのに役立ちます。
一般的なテキスト文書を超える量のコンテンツ翻訳が発生し、多数の言語への翻訳が必要な場合、プロフェッショナル向けの翻訳ツールが不可欠です。翻訳ツールは、翻訳とローカライゼーションプロセスのあらゆる面でプロジェクトマネージャを支援する統合プラットフォームです。
翻訳ソフトを評価する際に留意すべきいくつかの重要事項があります。選択肢はいくつかありますが、ソフトウェア、Webページ、技術的内容の翻訳など、特定の種類の翻訳向けに最適化されているものもあります。自社の現在と将来のニーズのレベルを評価することが重要であり、グローバルな製品戦略を展開する予定がある場合は特にそうです。
1.どのくらい設定しやすく、使いやすいか?
翻訳テクノロジーベンダーがクラウドベースの翻訳管理システム(TMS)を提供している場合、通常と異なるインストール要件はおそらくないでしょう。それでも、システムの設定とユーザーのトレーニングは検討すべき大きなポイントです。
法律、セキュリティ、その他の理由でオンプレミスソリューションが必要な場合、初期設定時にプロバイダによるオンサイトまたはリモートでの支援が必要になるかもしれません。一般には、継続的なアップデート、バグ修正、機能追加が行われるクラウドベースのTMSが推奨されます。
また、さまざまな利害関係者が翻訳を管理する場合や、翻訳に特化したチームではない場合は特にそうですが、使いやすさも重要な要素です。翻訳ツールは複雑で多くの機能を備えている場合がありますが、だからと言って使いにくいというわけではありません。ほとんどのプロバイダは、購入前にシステムを評価できるようトライアルプランを用意しています。
2.どのようなカスタマーサポートとトレーニングが含まれているか?
翻訳ツールは、一旦使用を開始すると、製品開発とマーケティングに不可欠になります。ダウンタイムとトレーニングに要する時間は最小限に抑える必要があります。カスタマーサポートとトレーニングは、基本的なナレッジベースへのアクセスや24時間年中無休のライブサポートなど、さまざまなレベルで提供されます。レベルによっては追加費用や拡張プランが必要になる場合もあります。
多くのプロバイダは、ツールのさまざまな面について動画ベースまたは自習型のオンラインコースを提供しています。ナレッジベースにアクセスできると、ツールの特定の機能を使用しながら一般的な質問に対する答えが得られるため、学習スピードがはるかに速くなります。
3.豊富なREST APIを提供しているか?
REST API(アプリケーションプログラミングインターフェース)は、既存のコンテンツ作成ソフトやコンテンツ管理ソフトを翻訳ツールと接続するために不可欠です。APIは、標準のソフトウェア接続ツールを使用してデータのやり取りをします。コンテンツ管理システムや会計システムなどの他のシステムと接続し、翻訳プロジェクトを管理するためのエンドツーエンドのワークフローを形成します。中には、システム間のデータ交換が正確に行われるようにするため、一定のコード開発が必要なAPIもあります。製品を選ぶ際には、このカスタマイズに要するコストを考慮する必要があります。
4.ファイル形式はいくつサポートされているか?
翻訳用のコンテンツは、基本的なスプレッドシートデータから複雑なプログラミング言語に至るまで、さまざまなファイル形式で提供されます。翻訳ツールを評価する際には、既存のファイル形式と将来使用する可能性のあるファイル形式との互換性を確認することが重要です。
コードやソフトウェアのユーザーインターフェース(UI)の翻訳など、特定の分野に特化した翻訳ツールでは、カスタムファイル形式を使用する場合もあります。これは、翻訳されたコンテンツをエクスポートする際にコンテキスト情報を維持するほか、コードが壊れたりバグが混入したりしないようにするものです。また、翻訳ツールには翻訳されたコンテンツを手動で再フォーマットすることなく元のコンテキストにインポートする機能も必要です。
5.カスタマイズなしですぐに使用できるコネクタがあり、サードパーティ製品との統合は可能か?
APIはコネクタのインターフェースとして一般的ですが、サードパーティソフトと接続することにより翻訳ツールの機能を拡張し、特殊な要件に対する使いやすさを改善することができます。ターゲット市場の母語のコンテンツに対する世界的な需要の高まりは、企業がより多くの言語でより多くの翻訳コンテンツを提供していることを意味します。翻訳管理の複雑さが増しているため、翻訳ワークフローを離れることなく、動画やコードなどのコンテンツをカスタマイズするための専用アプリケーションを追加できる必要があるかもしれません。
一般的なサードパーティアプリケーションには、Adobe Experience Manager、BitBucket、CaptionHub、Dropbox、Git、FTPなどがあります。これらの接続をすでに統合している翻訳管理システムは、設定に要する時間を短縮し、カスタムコード開発も不要にする可能性があります。
6.機械翻訳を利用できるか?
機械翻訳(MT)は、自然言語処理(NLP)と人工知能(AI)を駆使して人手を介さず即座にコンテンツを翻訳します。MTにはまだ改善の余地がありますが、今や翻訳ワークフローに欠かせないものになっています。翻訳者の手を借りることなく、リアルタイムですばやくコンテキストを理解することを可能にします。扱う言語と市場の数が多い場合、より洗練された翻訳が進行している間、基本的なコンテンツのローカライゼーションを機械翻訳で先行して行うこともできます。
翻訳ツールには大抵1つは機械翻訳エンジンが組み込まれています。機械翻訳エンジンにはそれぞれ長所と短所があるため、複数のエンジンを利用できるのは大きなメリットです。翻訳ツールに一般的に組み込まれる機械翻訳エンジンには、Amazon Translate、Google Translate、Microsoft Translatorなどがあります。特殊なMTエンジンが必要な場合は、APIまたはコネクタを介してサポートできる翻訳ツールを選ぶ必要があります。
7.強力な翻訳メモリを提供しているか?
翻訳メモリは、翻訳を保存して再利用する重要なソフトウェアツールです。ワークフローの早い段階で、翻訳対象のコンテンツと翻訳メモリを照合します。以前に翻訳済みのコンテンツは強調表示され、原文のフレーズやコンテンツが翻訳済みコンテンツとどの程度一致しているかを検証します。同じコンテンツを繰り返し翻訳する必要がないため、翻訳プロセスを迅速化し、コストを節約できます。
翻訳メモリは、単独のアプリケーションとしてAPI経由でアクセスすることも、翻訳ツールの内部コンポーネントとして使用することもできます。ほとんどの用途において、内部コンポーネントはシステムの他の部分との完全な互換性を保証します。翻訳メモリデータは、複数の言語で一般的に使用されるコンテンツを記録するため、翻訳辞書と同様に、時間とともに貴重な資産になります。
8.モバイル翻訳に対応した翻訳アプリのインターフェースはあるか?
基本的には親システムのインターフェースであるモバイルアプリを使用すると、場所を問わずリアルタイムで迅速な翻訳が可能になります。これは、外出先でコンテンツが必要な場合や、客先でセールスプレゼンテーションを行う場合などに役立ちます。また、システムの機械翻訳コンポーネントを使用することが多い単発の翻訳にも非常に役立ちます。多くの文化では、モバイル端末がインターネットに接続するための主要な手段になっています。翻訳ツール用のモバイルアプリは、多くのユーザーにとって今後ますます重要な要件になるでしょう。
9.競合他社と比較して料金設定はどうか?
利用可能な翻訳ツールのほとんどは、クラウドベースのSaaSサブスクリプションシステムです。これらは、ユーザー数、全体のデータ使用量、月額料金または年額料金、必要な機能などに基づいた料金で支払われます。実質的な比較が可能な方法でプランをフォーマットできない限り、料金プランの比較は容易ではありません。そうしたフォーマットが可能であれば、各システムを他のシステムと比較評価し、真のコストを判断する基準になります。
料金設定は、翻訳ツールを購入する際の主要な検討事項ですが、時間とともにコストの大部分を回収できる投資と見なすことも必要です。この投資収益率(ROI)は、市場投入までの時間の短縮と、非効率な手動プロセスに対して得られる節約によって測定されます。
10.翻訳ツールを翻訳者などのベンダーと共有できるか?
ほとんどの翻訳は、独立した請負業者またはベンダーによって行われます。これらのベンダーは、翻訳ワークフローの一部となり、コンテンツを受け取って翻訳またはレビューを行い、製品に再び取り込める形で返却します。翻訳ツールは、社外の翻訳者がシステムを利用できるよう制限付きのアクセス権限を提供する必要があります。これにより、スムーズなワークフロー、短納期、翻訳コンテンツの正確なレビューを実現できます。
この制限付きアクセスモデルにより、サードパーティベンダーは割り当てられたコンテンツにのみアクセスして変更を加えることができます。プロジェクトマネージャはセキュリティを確保しつつ、対象分野の専門知識を持つベンダーにプロジェクトの関連部分を割り当てることができます。
グローバルな成長を実現する重要なリソースとしての翻訳ツール
プロジェクトマネージャは、翻訳ツールを一元化されたプラットフォームとして利用することで、翻訳とローカライゼーションプロセスのあらゆる側面を監視することができます。翻訳ツールの多くには、請求書の作成、進捗や時間の管理などのビジネス管理ツールが含まれています。企業が新たな市場に進出し、複数の言語をコンテンツに加えるようになると、こうしたシステムが極めて重要になってきます。各システムの強みや専門分野を理解するには、特定のユースケースへの適合性を判断するための徹底的な評価が必要です。これらの質問は、システムを比較するための基本的なテンプレートを提供します。
特定のビジネスに固有のニーズに適した翻訳ツールを選ぶ際には、次のより詳細なリソースを参考にしてください。