日本窓口よりメムソースお役立ち情報ブログ
Memsourceは初めてですか？
2017年最初のアップデート情報をお届けします。今回はデスクトップエディターが大幅に強化され、待望の3つの機能－部分的なQAチェック、シンボルの挿入、そしてエディターの他言語化－が追加されました。Memsourceがさらに使いやすくなるこの新機能についてご紹介します。
デスクトップエディターは自動的に更新されますが、しばらくしてもバージョンが変わらない場合はこちらから最新版(6.201.6)をインストールしてください。
効率よくQAチェック
Memsourceには多くの項目を同時にチェックできる強力なQA機能が備わっていますが、これまではチェック項目を自由に選択することはできませんでした。
たとえば翻訳の途中でチェックをかける際でも、自動的に全ての項目についてチェックが実行されるので、「ターゲットが空欄」や「未確定」などの、場合によっては不要な警告が表示されることがありました。
今回のアップデートにより、その点が解消されています。チェックをかける項目をユーザーが任意に選択できるので、好きなときに必要な項目についてだけ、QAチェックを実行できます。これによりチェックプロセスの効率化が期待できます。
チェックする項目は、QAパネルの「Run」のプルダウンから選択できます。
ぜひご活用いただきたい機能ですが、ジョブを完了する前にはやはり全ての項目でチェックを実行することをお勧めします。
シンボルの挿入
特殊文字やシンボルの挿入機能が登場しました。今まで仕方なく他のアプリケーションからコピー＆ペーストしていた皆様、大変お待たせしました。これにより、変わった装飾文字なども編集画面に直接入力できるようになりました。
文字の一覧を表示するにはメニューのEdit → Insert Symbol → More Symbolsをクリックしてください。「Ctrl + Shift + L」のショートカットキーも用意されています。
特殊文字やシンボルはUnicodeのブロックごとにまとめられているので、ウィンドウ右上からサブセットを選択することで、通貨記号や数学記号など、必要な記号を簡単に探し出すことができます。
MemsourceのUIを日本語を含む15言語にローカライズ
直感的に使えるのがMemsourceの魅力ではありますが、この度UIの多言語化が実装されたことで、より使いやすくなりました。表示言語は** Tools → Preferences → Appearance**から選択できます。
現段階でサポートしているのは、英語に加えて日本語、中国語、韓国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、ドイツ語、ギリシャ語、フィンランド語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語の計15言語です。
今回お伝えした新機能は近日中にWebエディターにも実装される予定です。さらに快適になったMemsourceを今後ともよろしくお願いいたします。
今回の記事についてや、その他ご不明な点やご要望については、こちらよりお気軽にご連絡ください。
